【店長悩み】元店長が教える、数字に強い店長になるための考え方と方法!数字を制すれば新しい扉が開く!

店長悩み
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  • 上司が示す数字の意味はなんだ?
  • 数字で表現するには、どうしたらいいの?
  • 色々な表で示す数字の意味がわからないよ
  • 損益計算書などの公式が覚えられない

こんな感じで、悩まれている店長は、多いのではないのでしょうか。

私は数字には自信がありましたが、それでも困ることがありました。

ですが、意外な方法で数字の見方やスキルを身につけることが出来た経験を持っています。

何かのきっかけを掴みたいと思っている店長に読んでいただけると嬉しいです。

数字に強い店長になって、他の店長と差をつけましょう。

数字に興味を持つ

私は、小さい頃から算数が好きでした。

好きと言っても、計算はよく間違えるし、テストの点数はそんなに良くもなかったです。

ですが、数字の世界の不思議さに魅了され好きになったのです。

そんな世界を紹介しますので、少しでも興味を持っていただければ、嬉しいですね。

1+1= 何?

1+1=?

こんなの当たり前!答えは「2」!

「2」も正解ですが、それ以外にも、たくさんあります。

  • 10 2進数のコンピュータ(デジタル信号)
  • 120 1時間+1時間=120分
  • 14 1週間+1週間=14日
  • 24 1ダース+1ダース=24本      など

答えを聞いて「なんだそれ」って思いましたか?

その感覚も大事ですが、「固定概念」をなくし「違う角度」での発想はもっと重要です。

答えは、「一つではない!」ということです。

お店の数値もこんな感じで見ると新たな発見ができますよ。

答えは、1つじゃないのね

「0.999999…」は「1」?

「0.999999…」と無限に続く数字は、「1」と等しいだろうか?

えっ?同じかどうかわからないぞ?

おそらく、半分ずつぐらいに答えが分かれそうですね。

どちらの答えでも納得させる説明を出来る人は少ないのではないでしょうか。

ですが、次のように分数で考えると納得です。

1/3 = 0.333333… です。

1/3 + 1/3 + 1/3 = 1 です。

つまり、 0.333333… + 0.333333… + 0.333333… = 1 です。

ゆえに、 0.999999… = 1 となります。

こうすると、答えは「1」と等しいことがわかりますよね。

店舗の数値も%で表しているようなものは、分数で表現すると公式を覚えやすかったりしますので、試してみてください。

数字の表現を変えるとわかりやすくなるのね

電卓の魔法陣

電卓の数字ボタンは下図のように「5」を中心に並んでいます。

「5」以外の数値で「5」の周りを一周した数値を「1111」で割ると、必ず割り切れるというものです。

例えば、 47896321 ÷ 1111 です。

そんな簡単に割り切れることないやろ。……………ほんまや!

時計回りでも、反時計回りでも、どこの数字から始めても、必ず割り切れます。

試しに、適当な8桁の数字を「1111」で割り切れないことを確認してください。

店舗の数値も、みんなが気づいていない法則がありますので、見つけると楽しいですよ。

不思議なことは印象に残って覚えやすいのね

ゼノンのパラドックス

「アキレス」という足の早い人が、100m先をノロノロ歩いている「亀」には絶対に追いつけないという話です。

下記は、「AVILEN AI Trend」からの引用です。

昔、アキレスという名の恐ろしく俊足の人と、かわいそうなほどに足の遅い亀がいました。二人はある対決をすることになりました。アキレスが100メートル先にいる亀と徒競走をするというものです。ルールはシンプルであり、アキレスが亀を追い越したら、アキレスの勝ち。亀がアキレスに追い越されなければ、亀の勝ちです。時間制限や、距離の制限などはなく、アキレスが亀を追い抜きさえすればアキレスの勝ちです。当然、誰もがアキレスが勝つと思っていました。アキレスも「お前なんかすぐ追い抜いてやるよ!」と自信満々でスタートをきりますが、不思議なことに追いつけないのです。

なぜか。アキレスが100メートル先の亀のいるところにたどり着くころに、亀はのろのろとではありますが、少しは進んでいるのです。例えば10メートルとか。今度はアキレスは10メートル先の亀を追いかけることになりますが、10メートル先の亀のいたところに着く頃には、亀はそれより1メートル先にいます。また、その1メートル先の亀の位置にたどり着いたときには、亀は0.1メートル前に進んでいます。これの繰り返しで、アキレスは亀のもといた位置まで行くことはできても、のろのろと、でも確実に前に進んでいる亀に追いつくことはできないのです。

この理論によれば、亀のスタート地点がアキレスよりも前であれば、アキレスは亀に勝てないことになります。ここで、アキレスの速度がどんなに早かろうが、問題にはなりません。

https://ai-trend.jp/basic-study/special-feature-article/achilles/
https://ai-trend.jp/basic-study/special-feature-article/achilles/

なんで追いつけないか不思議だ

ですが、現実には必ず追いつきますし追い越せもできます。

つまり、間違った理論であるのは明白なのに、それを論理的に説明するのは、とても難しいということです。

店舗の数値も説明の仕方や解釈によっては、正しくないことも正しいように解釈できてしまいます。

なぜか、間違った解釈なのに正しいように説明する店長とか周りにいませんでしたか?

私の周りには居ましたよ。

解釈の仕方を間違うと正しくない結論になってしまうということね

数字に強くなる簡単な方法

算数が苦手な人と得意な人の差は単純に「どれだけ数字の情報を浴びてきたかの量」の差です。

なぜなら、私は小学生の時、そろばんを習い始めてからは、計算能力が格段に向上しました。

また、公文式を習っていた友人も計算が早かったです。

ですが、塾へ通っていた人は、計算が早い人は以外に少なかったのを記憶しています。

もちろん、店長のあなたが今から「そろばん」や「公文式」を習うのは現実的ではありません。

そこで、私のおすすめするスキルアップの方法は「小学生の算数ドリル」です。

小学生の算数ドリルの力

小学生の算数ドリルなんか楽勝すぎてスキルなんて上がらないよ!

こんな感じで思っていませんか。

私も最初は馬鹿にしていました。

だからこそ、そんな方ほどやっていただきたいです。

ちなみに、以下がポイントです。

  • 計算が得意と思う方は高学年ドリルからでも大丈夫です
  • 最大スピードで計算する(ドリルに記載の時間よりも早く。ゆっくりしない)
  • 満点取れるまで、同じところをチャレンジする

一番重要なのは、スピードです。

計算が得意な方はもちろん、小学生の問題ですから簡単にできますよね。

ゆっくりしていては、スキルはあがりません。

ですが、ドリルをやりきったあとの効果はすごいものがあります。

  • 簡単な計算が即答できる
  • いろんな事象を数値で表現できる
  • 説得力が増す            など

例えば、

「1日の来店客数が392名で客単価が503円でした」

と聞いて、

「だいたい売上20万円(400名×500円)だね」

というふうに概算を即答出来るということです。

更に、1ヶ月の売上は約600万(20万円×30日)だということも、すぐに頭に出てきます。

会議などでこれらの計算を即座にでき会話できるというのは、とても有利な状態です。

実際に、これらの数値をスラスラと話しながら店舗の売上対策を説明した時、上司がすんなり納得していた記憶があります。

簡単な計算を即時に出来るスキルが身につくのは、とても重要ね

まとめ

数字には、いろいろな考え方があることと、計算力向上の方法をお伝えしました。

数字の不思議な考え方で、お店の数値の見方に変化が生まれたと思います。

そして、見方を変えれば、自然と数字に興味が湧いてくることを期待できます。

また、小学生の算数ドリルは基礎スキル向上にはとても効果絶大ですので、ぜひ取り組んでいただければ嬉しいです。

これらのスキルを活かし、数字に強い店長になって、他の店長との差をつけましょう。

数字以外にも店長スキルに興味のある方は、「【店長悩み解決】元店長が教える、店長が成長出来るおすすめ書籍10選」で紹介している書跡がおすすめです!

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